親密な他者 田中朝子/橋本雅也 展 2017.6.17-7.2

親密な他者 田中朝子/橋本雅也 展 

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2017年6月17日(土)-7月2日(日)

開廊時間:木 – 日 14:00-19:00(最終日17:00) ※休廊:月・火・水

オープニング・トーク&パーティ:2017年6月17日17:00‐19:00

Asako TANAKA / Masaya HASHIMOTO : Intimate Otherness

17June – 2 July 2017 Closed on Monday, Tuesday and Wednesday

Hours : 2-7pm (Final Day 5pm)

Opening Party :17June, 5-7pm

会場:Ns ART PROJECT/住所:〒550-0002大阪市西区江戸堀 1-8-24 若狭ビル4階/TEL:090-1151-9338/URL: http://nsart.xyz /E-mail: info@nsart.xyz

●Access:四つ橋線肥後橋駅6出口徒歩1分または御堂筋線「淀屋橋」駅12号出口徒歩3分
「親密な他者 田中朝子/橋本雅也 展」概要:

初の写真集を出版し、関西でますます人気が高まる田中朝子。動物の骨で植物の彫刻をつくり、世界を魅了する神奈川在住の橋本雅也。

身近な事物や自然をそれぞれ独自の繊細な表現へと昇華させる2名のアーティストの作品は、センセーショナルな現代アートがともすると遠ざかってしまいがちな、何かを真摯に表現する大切さから生じる「身近なものの中にある他者性」を浮かび上がらせ、激動の世界にこそ必要なアートの役割を示唆しています。本展「親密な他者」は、自然なもの、日常的なものの「他者性」を、規模の大きさやステレオタイプな誇張とは違う方法で、奇跡的に表現できるアートの力を静かに提示します。親密なものの中にある遠さ=美、親密なものの中にある絶えざる新しい発見と言い換えられましょう。そして、ここに初めて出会う2人の作品の競演は、現代アート・ギャラリー自体がまさに「親密な他者」としての空間であることも浮かび上がらせることでしょう。

田中 朝子(たなか あさこ)1972年大阪府生まれ。奈良県在住。1995年関西学院大学社会学部卒業、1998年大阪美術専門学校美術・工芸学科プリントメイキング専攻卒業、2000年大阪芸術大学大学院修士過程修了、2003年京都市立芸術大学美術研究科博士(後期)課程版画専攻満期退学。最近の個展「“♭”」(ギャラリーノマル、2016年)の他、O gallery eyes(大阪)、masayoshi suzuki gallery(愛知)、Galerie Grand Siecle(台湾)、Operation Table(福岡)、レントゲンヴェルケ(東京)などでの個展・グループ展多数。2016年、写真集『♭』(ノマルエディション/赤々舎)刊行。

橋本 雅也(はしもと まさや)1978年岐阜県生まれ。神奈川県在住。独学で彫刻の技術を習得し、制作を続ける。主な個展:「殻のない種」(ロンドンギャラリー、2012年)、「橋本雅也 間なるもの」(金沢21世紀美術館デザインギャラリー、2014年)。主なグループ展:「古代礼賛、中世礼賛」展(正木美術館、2012年)、「高橋コレクション展 ミラー・ニューロン」(東京オペラシティ アートギャラリー、2015年)、「生きとし生けるもの」(ヴァンジ彫刻庭園美術館、2016年)。2012年、作品集「殻のない種」(主水書房)刊行。